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 セブンスコード (2013) ★★★☆☆


セブンスコード

(2013年公開 黒沢清監督) ★★★☆☆
《2015-08-03》   



秋子(前田敦子)はある男を追い求め、ウラジオストクまでやって来る。再会した松永(鈴木亮平)は、秋子を覚えていなかったが、外国は絶対に人を信じてはいけないと言い残し、姿を消す。秋子は日本人の斉藤(山本浩司)が営む食堂で働きながら、松永を探し続ける。ある日、マフィアたちの出入りがあるこの街の廃工場に松永と思しき人物が出入りしていると、斉藤から情報が入る。斉藤からこれ以上松永に近寄らない方がいいと忠告されるが、秋子は松永が出入りしている廃工場へ向かう……。
(dTV)

 元AKBの前田敦子主演。
 ロシアの街を痛々しい理由で走る前田敦子。
 本作はホラー映画ではないく同名楽曲のPVみたいなものだが、黒沢清監督ということで一応レビュー。

 本作は前半は痛々しいラブストーリーのドラマのようであるが、後半は一気に変わる。その腑の落ち方は、脚本の妙、伏線配置の賜物である。ジャンルを言えばバレてしまうので書かないが、美しい伏線配置というのは、ほとんど隠していない、ということなのだと思う。






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