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死ナリオ
死ナリオ - 一途な黒髪 後ろからついてくる怨念(2014) ☆☆☆☆☆ 死ナリオ -追う! 可愛すぎる子猫の恐ろしすぎる復讐 (2014) ☆☆☆☆☆
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死ナリオ - 一途な黒髪 後ろからついてくる怨念
(2014年公開 死ナリオ) ☆☆☆☆☆《2015-09-24》
全国各地の怨念を浄化する列島浄化隊のメンバー。
北関東のとある地方都市の駅周辺が、著しく廃墟化しているという情報を得たメンバーはある日、浄化に訪れた。
駅周辺の廃墟化の原因は、最近設置されたある高速道路の出入り口であった。
ところがそこの現場を丹念に調査中、ある女の怨念を呼び込んでしまった。
彼女は我々に嫌がらせをして調査の妨害をする。
浄化隊は自分達がまだまだ無力なのを痛感し、そこを立ち去る決意をするのだが、彼女の怨念による行為は日増しにエスカレートしてゆくのだった。
※ストーリーを補足するため、やむを得ず、一部再現的な映像がありますが、その他はすべて実写です。
※お子様も鑑賞できる出来事を選びました。 残酷な描写(暴力、血しぶき、殺人等はありません。)
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「浄化隊」という、怨念を浄化する組織がある廃墟化した地方都市で謎の現象に襲われるという話。妙に安っぽい作りの、シュールホラー。
なんというか、「いかに普通の場所でホラーを撮るか」という感じ。しかも夜撮ることができなかったのか、画面に黒いエフェクトをかけている感じという何とも言えなさ。
登場人物もなんともぐだぐだゆるゆるしている。幽霊すらもグダグダしている。
正直いって、話が面白くもなければ、怖くもない。変なシーンをダラダラ映しているだけという悲惨さ。ホラーとしても、映画としても、まずおすすめは出来ない。しいて言うなら、ナレーションとパッケージが少々面白いくらい。
死ナリオ - 追う! 可愛すぎる子猫の恐ろしすぎる復讐
(2014年公開 死ナリオ) ☆☆☆☆☆《2017-06-29》
本当の呪いを収めた「死ナリオ」シリーズ第2弾。幼い頃、子猫にイタズラして遊んでいた若者たちが、猫の復讐によって前途を絶たれる。同じようにイタズラしながらも、唯一無事なのはホームレスに成り下がったある男だけで…。全3話を収録。
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奇妙な行動を取るようになった男たちの行方を「浄化隊」たちメンバーが追う。
全体的にギャグテイストで、前回に引き続き実にゆるい。一応この行動にはある共通点があって、中盤で明かされるのだが、真面目に見ていなくてもタイトルでネタバレされているので特に驚きはない。
中盤で「猫になった男の目線で橋を渡る」というシーンがかなり無駄に長い。これに限らず、余計なカットが長く長く、まるで水増しするかのようにちょくちょく挟まれる。なぜハトの群れがてぽてぽ歩いているだけのシーンが一分半近くも必要なのだろうか……この動物を映したシーン、合計で五分の尺を使うが、その間特に台詞はないしストーリーは進まない。延々そんな感じである。
オチに関しても特になく、見終えたあとなんの感情も浮かばない感じがある。
最初の特典映像は本編よりマシではあるものの、まあ本編と比較してというレベルだし、残りは特にコメントしていないことで察してください。